春の彼岸は、春分の日を中心にして、合計7日間あります。この期間にお寺参りやお墓参りをしてご先祖様にご挨拶をします。「暑さ寒さも彼岸まで」というように、彼岸は境目になる日なのです。「彼岸」とはあちら側の岸という意味です。それに対してこちら側の岸を「此岸」といいます。岸が2つあってそれぞれに世界が違うのです。仏教的には、彼岸を悟りの世界、此岸を迷いの世界とします。
3月に入り、昼間の気温がぐんぐん上がり始めました。昨日(6日)は「啓蟄」虫やカエルたちが地上に出てくる時期です。春一番に桜前線が北上し、これから春の便りが次々と届きます。災害や戦争の報道が日々続きますが春の訪れとともにたわいもない幸せに手を合わせたくなる今日この頃です。
気象庁は、6月28日に近畿地方の梅雨明けを発表した。統計史上最も早く、6月中の梅雨明けは初めてらしい。期間もわずか14日間の梅雨期間となる。まるで梅雨そのものが蒸発したかのように続く日照りと猛暑。危険な暑さはまだまだ続きそうだが、クーラーを使うにも電力逼迫が懸念される。高齢者や体の弱い人は特にご注意を。又、豪雨災害が多発するのもこれからの季節。気を許せない日々が続く。