4月8日はお釈迦様がお生まれになった日です。お釈迦様は今から2500年前頃、ネパールで釈迦族の王子としてお生まれになりました。仏典によるとお生まれになったお釈迦様は、7歩歩いて右手で天を指さし、「天上天下唯我独尊」と宣言したといわれています。この日は、花に囲まれたお釈迦様の像に甘茶をかけてお祝いをし、そのあと甘茶を頂きます。甘茶は「アマチャ」という植物の葉っぱから作られているとのことです。
謹んで新年を寿ぎ、世の中の安寧と檀信徒皆様のご健勝を、心より祈念申し上げます。又、感染症が一日も早く終息し、心安らかに過ごせる日常が戻ります様祈念し、年頭のご挨拶といたします。
日々の生活の中で、わずかな時間でも静かな心でお仏壇の前で手を合わせるのはとても大切なことです。お釈迦さまやご先祖様と向き合う時間を作ってみませんか。曹洞宗の場合、お仏壇を安置する場所に決まりはありませんが、曹洞宗のお寺は北方を背にして建てられていることが多いので、条件が許せば同じように北を背にして置くとよいでしょう。お仏壇がない場合でも、毎日少しでも手を合わせる時間は大切です。そして御線香・花・ロウソク・水・食べものをお供えして、お参りしましょう。