大変な1年が過ぎ、今年も節分をむかえます。今年の節分は2月3日ではなく2月2日になります。節分は、立春の前日で奈良の金峯山寺では、鬼がマスクをして恒例の節分行事を行っていました。「豆」は、当て字で「魔滅」と書くそうです。 コロナ感染拡大の早期収束を強く祈願致します。
立派な会場を借りて多数の参列者が集まる様な葬儀が流行したのは高度経済成長期以降の事です。最近のこの数年間は、葬儀の簡素化が進む一方でコロナがとどめを刺したように思われます。改めて従来のような葬儀が必要であるか議論されるでしょう。しかしながら、いい葬儀とは規模など関係なく「お棺の周りに自然と近親者が集まる」という光景で生まれるものであると思います。
阪神淡路大震災から1月17日ではや26年が過ぎました。私の妹の嫁ぎ先(神戸市灘区)も全壊の被害にあいました。今、コロナ禍で追悼行事への参加を悩む遺族もおられるとのこと。碑の前でも自宅でも亡き人を悼む時間が心穏やかなものであってほしいものです。