残暑お見舞い申し上げます。さてご先祖様の精霊をお迎えしてご供養申し上げるお盆も近づいて参りました。恒例の当山施食会は、8/17日(木)午後1時半より勤修致します。皆様お誘い合わせの上お参り下さいます様、ご案内申し上げます。
春の彼岸は、春分の日を中心にして、合計7日間あります。この期間にお寺参りやお墓参りをしてご先祖様にご挨拶をします。「暑さ寒さも彼岸まで」というように、彼岸は境目になる日なのです。「彼岸」とはあちら側の岸という意味です。それに対してこちら側の岸を「此岸」といいます。岸が2つあってそれぞれに世界が違うのです。仏教的には、彼岸を悟りの世界、此岸を迷いの世界とします。
3月に入り、昼間の気温がぐんぐん上がり始めました。昨日(6日)は「啓蟄」虫やカエルたちが地上に出てくる時期です。春一番に桜前線が北上し、これから春の便りが次々と届きます。災害や戦争の報道が日々続きますが春の訪れとともにたわいもない幸せに手を合わせたくなる今日この頃です。