春の彼岸は、春分の日を中心にして、合計7日間あります。この期間にお寺参りやお墓参りをしてご先祖様にご挨拶をします。「暑さ寒さも彼岸まで」というように、彼岸は境目になる日なのです。「彼岸」とはあちら側の岸という意味です。それに対してこちら側の岸を「此岸」といいます。岸が2つあってそれぞれに世界が違うのです。仏教的には、彼岸を悟りの世界、此岸を迷いの世界とします。